nananashinaの日記

禁欲・禁酒で人生を立て直す

28日目 その『恐ろしさ』には実体がない

悲惨な、残虐的な、非人道的な出来事が起こっている。

スケールの大小こそあれ、そこここで起こっている。

 

それらに対して色々な言説が発されており、仕返し・制裁も行われている。

そして、そういう反応こそが実は彼らの『目的』であり、『喜び』であるとも言われている。

 

かつて、『透明な存在』の少年がいて、恐ろしい事件を起こした。

しかし、その恐ろしさは、鍵括弧の中の『恐ろしさ』なのだった。

少年はわかっていた。風呂場で『柔らかなもの』を洗いながらわかっていた。

 

『恐ろしさ』は演出できる。

 

この平和でくそったれな日常を破壊する『恐ろしさ』は演出できる。

 

これは序曲でしかない、などというセリフはいくらでも言える。

そしてそのセリフが『恐ろしさ』を演出することを知っている。

 

実体のない『恐ろしさ』が蔓延し、実体のない破壊力を持ち始める。

 

少年はおどろおどろしい手紙を描き、猟奇的な演出をしてみせる。

彼らはテロを行い、殺人を行い、恐ろしい集団であることを演出してみせる。

 

少年はテレビや週刊誌やインターネットで騒がれる様子を見眺めて静かに興奮している。

 

でも、僕たちはどこかで気づいている。

これはカギ括弧の中の『恐ろしさ』に過ぎない。実体がない。

その『恐ろしさ』には実体がない。

 

強い言葉を吐くほど、恐ろしさを演出すればするほど、そのハリボテの薄さが見えてくる。

 

彼らの『恐ろしさ』には実体がない。

ゆえに驚きも恐怖も憎しみも彼らは得ることはできない。

 

 

今週も漫画練習に専念する。

 

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